「潜龍講」第三回(6/4)のお知らせ

潜龍講 ~愛とシナジーが産み出す豊かさ~

潜龍講は、情報化時代の大乗密教を目指します

第一回(2月開催)と第二回(4月開催)で、各論は話し尽くしました。今回(第三回:6月開催)はそれらのパーツを組み合わせ、意外な全体像を描きます。今回は密教の話をします。密教の理論体系を準用しながら、はじめての参加者にも分かりやすくお伝えいたします。
次回・第四回(8月)からは、密教を実際に活用します。行法そのものをお伝えする訳ではありませんが、人生や経営に効果が期待できます。密教は心の問題に留まらず、現実をも創造する力を持つのです。
密教行者は個人の幸せ、会社経営のみならず、ご縁を頂いた団体、国家、地球、宇宙全体にまでも影響を及ぼします。ご縁を頂いた方の全てに豊かさをもたらします。
前回同様潜龍講の内容は、ファシリテーター個人の考えです。崇敬する戸隠神社および高野山真言宗、その他あらゆる団体の教えとは関係がありません。

【日時】 6月4日(火) 18:30~20:30 終了後懇親会あり

【場所】 中野サンプラザ 7階研修室9(東京都中野区中野4-1-1)

【主催】 四次元アイ https://4jigen-i.com/

【会費】 5,000円(懇親会は別途)

【お申込み】当サイト「イベントお申込みフォーム」からお申込みください。
1.フォームにご記入・ご送信ください。
2.折り返し、お振込み先口座のご案内をいたします。
3.ご入金確認をもって正式お申込みとさせていただきます。

【ファシリテーター】 沼田 榮昭(ぬまた えいしょう)
楽天、サイバーエージェントをはじめ60社以上の株式公開を成功に導いた「名うての公開請負人(日経新聞)」。「流れを変える人になる、流れを変える人を応援する」をモットーに、現在も資本市場、中国を軸に投資活動を展開中。成功者の、成功の瞬間・成功の現場に数多く立ち会う。2007年に得度(高野山真言宗)。

【補足① 純密と雑密】
弘法大師が請来した真言密教は、最新鋭の「新幹線こだま」です。従来は何日も要した東海道五十三次を数時間で移動します。この例えを使い、密教を説明します。

【雑密と純密】
新幹線は東京駅からスタートします。私の最寄り駅は西武新宿線の上石神井駅、ただここに新幹線のホームはありません。まずは東京駅に行かないと、新幹線には乗れません。
時折「密教も気功の一種ですよね?」と言われます。気功は幅が広く、解答が難しい質問ですが、確かに多くの共通点があります。上石神井駅を走る西武新宿線も気功です。京都駅までは行けませんが、私には新幹線以上に便利です。こうした技法は「雑密」と呼ばれ、古くからありました。これに対し体系的な最新鋭の新幹線を「純密」と言います。

では東京駅はどこにあるのでしょうか?
それは「発心」や「菩提心」、「悟りを求める心」です。「発心即菩提」と言われますが、東京駅に到着すれば、あとは新幹線に乗るだけなのです。「如来の秘密」とも言われる新幹線の最新システムと同様、あるいはそれ以上に、東京駅にいることが重要なのです。
東京駅のように、周知の場所なのに重要性の理解が難しい秘密は、「衆生の自秘」と呼ばれます。東京駅の詳細は、伝統的な密教では説かれておりません。平安・鎌倉時代の修行者にとって、あまりに当然の話だったのでしょうか。ただ現代の生きる私達には、発心や菩提心は少し遠い言葉になっております。



【如実知自心】
では「悟りを求める心」とは何でしょうか?
密教では「悟りとは如実知自心(実の如く自らの心を知る)」と言います。「本当の自分を知る」ということです。東京駅とは本当の自分です。東京駅からスタートする、というのは、本当の自分が出発点、ということです。
現代は情報の洪水です。霊山に籠もっても情報の隔離は容易ではありません。ネット、テレビ、新聞、雑誌、垂れ流される膨大な広告宣伝情報に不足感を煽られ、知らぬ間に洗脳が進みます。今は新幹線以上に、東京駅が遠くなっているのです。
今回お話するテーマの一つは、この「本当の自分」についてです。

【補足② 三句の法門】
第一回の潜龍講で、大日経の三句の法門(菩提心を因とし、大非を根とし、方便を究竟とす)をご紹介しました。この句は密教の原理を現します。前述の如実知自心と三句の法門、この2つが胎蔵曼荼羅の世界です。
菩提心が東京駅、大非が新幹線、方便が目的地である京都駅です。


【菩提心】
 菩提心とは「悟りの心」あるいは「悟りを目指す心」、密教の悟りは「本当の自分」、となると「菩提心を因とし」とは、「本当の自分が出発点」という意味です。こう解釈すると、僧侶に囚われない大乗密教が見えてきます。
通常の宗教(顕教)は菩提心で完成しますが、密教はここがスタートラインです。

【大非】
大悲とは「慈悲」「思いやりの心」、「本当の他者」を大切にする心です。密教では相互礼拝、相互供養を重視します。本当の他者の尊重こそが、悟りの根本なのです。

【方便】
方便とは、「方法論」「行動の智慧」です。四苦八苦の現世で果敢な行動を起こす、愛と奇跡を体験する、そしてこの体験自体が密教の「悟り」の最終形です。

自分と他者のシナジー、自分も他者も妥協なく尊重し、それでいて愛と奇跡に満たされた完全な曼荼羅の世界、この曼荼羅の世界は心の中に留まらず、いとも簡単に、現実世界に降りていくのです。
【補足③ 金剛界曼荼羅】
即身成仏の旅は、三句の法門で一旦は完成します。ところが密教は、胎蔵曼荼羅の語るシナジーの法則を、金剛界曼荼羅で別の角度から、具体的・実践的に展開します。
中国・チベットでは、胎蔵の教えは失伝します。重要部分は金剛界に吸収され、さらに後期密教・タントラへと発展します。今や胎蔵の教えは日本に残すのみです。
胎蔵と金剛界、弘法大師はこの2つが独立したまま並べます。これも日本特有の教え、それも真言密教以外になると、曼荼羅が変質し、また一部融合を始めます。

【金胎不二】
 車に例えると、胎蔵とは最高馬力のエンジンです。金剛界とは正確なハンドルです。最高馬力のエンジンに、正確なハンドルが組み合わさると、最速で快適に、目的地に到着する車になります。
そしてエンジンとハンドルの組み合わせ、ここには個人のセンスが問われます。ここをパッケージ化せず、カスタマイズ可能な形で残すことで密教は、快適・安全・正確に最短時間でのドライブを実現するのです。

潜龍講は、密教の考え方を正確に活用します。僧侶ではなくても、レベルは下げません。また心の問題のみならず、現実の問題を解決します。
ここはまだご説明していませんが、修行は特別なものではありません。日常生活の常住坐臥が修行、日常のあちこちに開運のチャンスが広がっております。ここが理解できれば、神社仏閣や霊能・方位・占いに囚われることがありません。